29Aug
先日は思い出したような”夏日”の熊本でした。
そんな日に限って、物件調査が多く入ります・・・
嬉しい事ですが。。。
夏は大好きですが、暑いのが嫌いな
どこから見ても「バブル時代の地上げ屋」津崎です!
今更聞けない、不動産取引の基礎の部分を書きます。
実は、ハッキリと知らない人も多いです。
昨日、ビックリする様な事を言われました。
しかも、この方は何回も不動産取引をしていて”宅建主任者証”も持っています。
任意売却の大型物件の調査へ行った時の話です。
本日も”ポチ”っとお願いします。
「この物件はいい物件だろ?これならすぐに買い手が付くよね?」
「まあ、色々と調査はしますが金額次第でしょう!」
「金額は◯◯万円/坪でいいよ!それで金融機関とも話がついているから!」
「その値段ではいいとは言いませんが、検討はします!」
と答えたところ
「実は頼みがあるとたい!」と言われました。
「売主から手数料が出らんけん、買主から6%手数料をとってくれんね!?」
との事でした!
「いや、それは無理です!てかそんな事したらダメでしょう!」
と言ったところ
「そしたら、あんたがタダ働きになるバイ!!」
「あんたが」・・・???(怒)
こんな事を平気な顔で言います。
「今までみんな融通を利かせてくれたバイ!」
との事・・・
「じゃあ、この話は無かった事にしましょう。なんであなた達が買主からとれない手数料を、私のお客さんが負担するのですか?そんな事は出来ません!!」
と断りました。
今まで出来ていたとの事・・・理解に苦しみます。。。
一般の売主・買主の方でも「不動産業者の手数料」をよくわかっていない方がいます。
宅建業者が不動産の売買に関して依頼者一方から受け取る事が出来る報酬の上限は、国土交通省の公示により決められています。
下に計算式は書きますが、取引に業者が複数関与していても、支払う金額の上限はこの金額です。
それを関係した複数の業者で分配します。
売主・買主の双方の仲介をした場合には、双方から手数料の上限を頂けます。
仲介手数料の簡易上限計算式
売買価格が200万円以下の場合
売買価格 × 5% × 1.08%(消費税)
売買価格が200万円超400万円以下の場合
(売買価格 × 4% + 2万円) × 1.08%(消費税)
売買価格が400万円超の場合
(売買価格 × 3% + 6万円) × 1.08%(消費税)
この計算式は、売主・買主の片方からの計算式です。
売主・買主双方の仲介をした場合には、双方から手数料を頂けます。
例えば1億円の物件を仲介した場合の片方から頂ける金額
(1億円 × 3% + 6万円)× 1.08% = 3.888.000円
となります。
これが売主・買主双方の仲介をした場合は
(1億円 × 3% + 6万円)× 1.08% = 3.888.000円 × 2 = 7,776,000円
となります。
手数料大きいですね!
すこしでも安くしてもらいたい気持ちはわかります。
しかし、不動産手数料は”経費”と”投資”両面を持ってると思ってください。
私の場合は、手数料を値切られるお客さんとは仕事をしたくありません。
決済の時だけ見れば、一瞬で大金を稼いだように見えますが、そこに至までに相当の時間と経費・労力をかけています。
手数料の交渉をされるお客さんには、いい物件情報は出しません!
不動産取引は、みんなが良くなるべきだと思っているので。。。
不動産投資はすべて自己責任です!
一緒に悩みましょう!!
不動産は素晴らしいものですよ。
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