11Sep
昨日、元農家の不動産大家さんが相談にこられました。
相談内容は
「空室が増えてしょうがない。家賃を下げても埋まらない」
とのこと・・・
住所を聞いて「そうだろう・・・」なと、現地を見るまでもなく思いました。
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熊本県東部の工業地帯。
熊本市からもそれほど離れていなく、住宅地としても人気の場所です。
大企業の工場が多く進出しており、その下請け部品メーカーも多く有ります。
企業の進出当時は、アパートやマンションを社宅として借り上げたり、転勤で熊本に来た人たちの住宅を確保するため、多くのアパートマンションが建設されました。
もともと、大きな工場が進出する場所は、元農業地域が多く、アパマンの大家さんも元農家の方達がほとんどです。
大手アパートメーカーが「農業をするよりもいいですよ」「一括で借り上げます」とドンドン、アパマンを建てています。
メーカーの「一括借り上げ」も「借地借家法」に守られているので、結果は建物を建てた大家さんが泣くように出来てるんですけどね・・・もちろん、上手く行ってる人も居ます。
まわりが建ててるのを見て、自分も乗り遅れてはダメだとドンドン畑をつぶして、アパマンを建てられたみたいです。
相談に来た人は、RCを建設して建設会社が言うままに「1LDK」を建てられていました。
たしかに、2LDKや3LDKに比べれば、部屋数が多く取れる1LDKの利回りがよく見えるでしょう。
また、転勤族が単身赴任で来てる時には人気の物件だと思います。
しかし・・・大手企業は会社の業績によって工場の人員を調整します。
今回の相談者のマンションも、田舎の1LDK・・・
工場の単身赴任社以外入居者はいないと思います。
ここまで来れば
家賃や間取り内装の問題では有りません
土地は400坪ほど有りますが、もともと畑の農業地帯・・・
いくらで売れるでしょうか?
解体するにもお金がかかります。。。
建設会社にいわれるまま、ほぼフルローン・・・
ローン残高は約5000万円・・・
もともと、地価が安い場所のため物件を担保に入れてるだけでなく、自宅や他の土地も抵当に入れています。
入居者も少ない為、完全にほとんどの返済が手出し状態。。。
他に「固定資産税」等の運営費がかかります。
怖いですね〜。。。
街中の賃貸物件が多くある場所は、競合は激しいですがそれなりの市場は有ります。
努力次第で、空室対策は出来ます。
しかし、特定の企業を見込んで建てた物件は、企業の業績で運命が決まってしまします。
いくら努力しても、魚が居ない場所に釣り糸を垂らす様なものです。。。
建設会社が責任を取る事は有りません。
投資はすべて自己責任です。
アパマン事業は、心してかからないと大変な目に遭います。
しっかりと学びましょう!!
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